「ダンテズ・ピーク」あらすじ【ネタバレ注意】

ダンテズ・ピーク

ストーリー前半は火山の噴火が起こるまでの物語、後半が火山が起きてからの物語になります。
前半は地味だけど、自然災害を改めて深く考えてみるきっかけとなるでしょう。

主人公と上司の言い合い

上司はことが起きてから科学的根拠に基づいて忠告するといいますが、主人公は「それでは遅い、その前に行動するべきだ」と言い、結局どうすることもできません。

その後計器を設置し、火山の様子を観察。

中学生時代の理科の先生に教えられたカエルの話

沸騰したビーカーにカエルを入れると慌てて飛び出すけど、水の状態でカエルを入れてそこから沸騰させていくとカエルはそのまま死んでしまうという話です。

これはゆでガエルのレシピなのと聞かれて主人公は災害のレシピだと答えます。

細かい予兆があり、何だかわからないけど、やばい気はする

ダンテズ・ピークのあらすじ

でも科学的には異常なし、こういう科学的な説明がつかない些細な謎は実際の自然災害でもしばしば見受けられます。

東日本大震災のときにも不自然な出来事が起こっています。

そしてそういうのは徐々にエスカレートしていくのではなく、一見ずっと正常に見えて、ある日いきなり特大の災害が起こるというのは世の常です。

しかし、それは予測できるものではない。

ですので主人公は予測する前に避難すべきだと上司に進言したわけですが、上司の言い分もわかります。
責任もありますし。

誰も責任をかぶりたくない、つまり保身が大勢の人々の命を危険に晒すという構図がこの映画でも見て取れました。

予測前に避難指示を出すのは現実的でなく、科学的な予測に基づかざる負えない

地震だと緊急地震速報から揺れるまで僅かな時間。
ですが、火山の噴火の場合は少し猶予があるのでしょう。

しかしいずれにせよ人々がその徴候を危険と捉えない限り人々は動こうとはしないでしょう。
ほら話だと思って。

この物語では調査チームが1週間程度観測を続けた結果、科学的に異常な結果は出ませんでした。

主人公はちょっと気にしすぎな心配性な人と思われてしまう

でもリアルの日本でも緊急地震速報を出したものの全く揺れなかったということもたまにあります。

そうすると人々の危機意識が薄れてしまうのも仕方がありません。
そして油断しきっていざという時に逃げ遅れ被害が甚大となる。

こういうパターンで人死が増えてしまうと考えると、そこは難しいところです。

昨今のコロナウイルスに関する日本国民の対応

まさに予兆がないということや、目に見えないということからくる油断な気がしてなりません。

三連休で外に遊びに行ったりお花見をしたり・・・自粛要請を無視して行う興行、そしてそれに参加する人たち・・・。

しかし、感染爆発してからでは遅いのです。
しかしそうはいっても感染爆発する前というのは何も見えてない状態です。

エマ

感染爆発してようやく目に見える、つまり把握、確認できるのです。
それから人々は事のヤバさに気づき、社会がパニックになります。

物語の後半での人々の動きはまさにそれです。
災害に対する準備を怠ったがために初動が遅れ、被害者を指数関数的に増やす。

蛇口から濁った水が出てきて危機の前触れを予感

ダンテズ・ピークのキャスト

後半へのトリガーです。
災害パートに移っていきます。

住民の集会が開かれますが、そこで地震が起き会場がパニックになります。
外に出て火山を見ると巨大な煙が発生、噴火が起きていることがわかります。

そこからパニック映画と化します。

地震により家の窓ガラスはわれ、道路をはじめとするインフラが崩壊し、車ごと飲み込んでいきます。
崩壊していく街を車で駆け抜ける描写は迫力があります。

そして、渋滞。
外を見ると煙が蔓延しています。

避難を拒否するおばあちゃん

おばあちゃんの家に電話しても、おばあちゃんは頑固なため避難してくれと言っても言うことを聞いてくれません。

そこでなんとしても助けるために子どもたちが山に向かいます。

一方、主人公とヒロインはヒロインの子どもたちを助けるために家にむかいますが、家にいません。

おばあちゃんを助けるために山に行くという書き置き。
主人公たちもおばあちゃんの家に向かいます。

ここで車で川を渡るシーンが。
しかしうまくいかない。

車の中にどんどん水が入り、横から車にぶつかられるわ大変なことになりますが、結果オーライで川を渡ることに成功します。

エマ

しかし、渡った先でも炎上。
絶望です。

ここでヒロインの子供が車を運転するシーンがあるのですが、違和感ありまくりです。
火山灰に辺り一帯が覆われます。

そこで無理してヘリで逃げ出そうとする者が現れます。
主人公の上司が必死で止めますが、エンジンに灰を巻き込んで空中でコントロールを失い、爆発してしまいます。

主人公とヒロインは火山灰吹き荒れる山道を登っていきますが、後方の木が倒れ、退路を立たれます。

なんとか再会した一家

おばあちゃんは自分の身勝手のせいで家族を危険に晒してしまったことを深く後悔します。

主人公は上司と連絡を取りますが、無線機のバッテリー切れで連絡手段が絶たれてしまいます。
逃げ出すものは誰ひとりとなく主人公チームの面々は一蓮托生でした。

頑固なおばあちゃんは尚も悪態をついていますが、すぐにそんなことも言っていられなくなります。
家の外にはすぐそこまでマグマが迫っています。

マグマの表現は、この時代のCGにしては頑張っていると思います。
そしてボートで脱出します。

家は丸焼けになってしまいます。
この燃えゆく家をバックにボートで逃げるシーンは印象深いですね。

川を見ると魚が全部死んでいます。
この原因は川の水が酸性化したからでした。

噴火ものという設定をうまく生かしたアイデアだと思います。
そして酸が金属を溶かし大ピンチに。

歌を歌いみんなを励ます

人間絶望的な状態になると歌を歌うのかもしれません。
絶望に負けないために。

しかし、スクリューが溶けてしまい絶体絶命に。
幸い岸は目の前ですが、どんどん船底が溶けて沈んでいきます。

主人公は上着で漕ぎますが、暖簾に腕押しで全然進みません。

ここでおばあちゃんが川に飛び込み命をかけて船を動かします。
自らが犠牲となって愛しい者たちを救うシーンはやはりやるせないです。

下半身が焼けただれてずたずたになってしまいます。
好きな山で死ねる・・・と言い残しおばあちゃんは死んでしまいます。

このシーンで気づいたのですが、娘役の子役の顔がヒロインのリンダ・ハミルトンにそっくりです。
よくこんなに似た子役を見つけてきたものです。

ポールは逃げ切れず・・・

一方、チーム上司のポールは崩れ行く橋に取り残されてしまいます。
ポールはチームメンバーの目の前で川に飲まれてしまいます。

ポールは死んでしまうのですが、結構いいやつでそれなりに上司として頑張っていたのにチームで唯一死んでしまって残念でした。

続いて、主人公が運転する車のタイヤが燃えながら回転する演出があり、その後もその車は普通に走り続けていたため、そんな馬鹿なと思いました。

タイヤどんだけ丈夫なんだ。
後ろにはマグマが迫っています。

小屋に立ち寄り、家の中から装置のようなものを持ち出しますが、これがラストシーンへの伏線になっています。

火山が派手に爆発し巨大な噴煙が飛び出し、火砕流が街を襲い全てを破壊

街が全て消し飛ぶ映像が凄まじいです。
鉄の扉に強引に車でつっこみ、行く手を塞がれてしまいます。

車のフロントガラスを突き破り、車から脱出。
主人公がヒロインとヒロインの子どもたちに話しかけ励まします。

まるで本当のパパのようです。
助かったらみんなでフロリダに行って釣りをしようよと言って励まします。

そして車に置き忘れたNASAの装置を取りに行きますが、落盤により道は分断され大怪我をしてしまいます。

車にたどり着いたものの岩石によって上から押しつぶされてしまいます。

手もろくに動かせないような状況でしたが、足でなんとか装置を作動させることに成功。この信号を受信したチームの面々が主人公の生存を知り、助け出されます。

まとめ

あんなに派手に火砕流でパニックになっていたのに、最後はすべて解決したことになっていたのはあれ?と思いました。

最後はハッピーエンドですが、おばちゃんやポール死んでるしそこをお忘れでは?というのは言いっこなしですかね。

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